2025-12-01から1ヶ月間の記事一覧

トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦(ソイ・チェン)

言わずもがなですが今年を象徴する1作。しかし聞こえてくる評判が高すぎたせいか、とても面白かったものの、予想を超えるものではありませんでした。(これ級に面白い香港映画は結構あると思うので。) 物語について言えば、秋兄貴の怒り、恨みは(妻子に手…

ヨハン・クライフ サッカー論(ヨハン・クライフ)

レナート・バルディの『モダンサッカーの教科書』を読んで、現代のサッカーにおける戦術の基礎知識として蒙を啓かれたのですが、ほとんど全く同じことが中学生以上向けくらいに書かれていて、改めてなるほど!となりました。(実際、小学校高学年でも理解で…

スクリーム6(マット・ベティネッリ=オルピン)

「スクリーム」シリーズは自己言及的でメタなつくりを、アートフィルムでなくジャンルムービーで行う、そこまでポストモダンがカジュアルなものになってきた、というところが90年代の気分だったのだなと今改めて思うのですが、さすがに2000年代も四半世紀過…

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(ジョナサン・ゴールドスタイン、J・F・デイリー)

名作たらんとする力みもなく、軽やかな娯楽作でいいという趣旨に徹していたのがすごくよかったですね。セリフの掛け合いも気が利いているし、オリジナルの意図に忠実と思われる吹き替えも素晴らしかったです。 「ダンジョンズ&~」というのは僕ら世代だと『…

ゲット・ショーティ(バリー・ソネンフェルド)

久しぶりに見返したけど、最高でした。映画愛とか異なる派閥の騙し合いとか、今改めて見るといわゆるエルモア・レナードらしい要素が随所にありました。何事も苦にしない動じないひょうひょうとした主人公もそうですね。 映像化された作品群は「犯罪ものなの…

THE BATMAN-ザ・バットマン-(マット・リーヴス)

難点を挙げるなら、画面が暗すぎる、長すぎる、リドラーのなぞなぞが回答も含めてよく考えたら成立していない。ということはあるのだけど、バットマンでハードボイルド/ノワールをやるという趣旨については完全に100点なので問題ない。公開以来改めて見たの…

フットボールクラブ哲学図鑑(西部謙司)

サッカーの戦術みたいな側面も少しずつ知識を増やしていっているところなのですが、海外のクラブ事情が気になって手に取りました。 僕が海外のサッカーに触れたのは中学生の時のメキシコW杯のマラドーナの「神の手」かつ「5人抜き」が最初のトピックスかな…

モダンサッカーの教科書(レナート・バルディ)

現代サッカーの基本的な戦術であるポジショナル・サッカーの基本的な知識が分かりやすく説明されていました。理解しやすいのは対談形式だからかもしれません。ちょっと残念だけど図解が少ないので、前提となるサッカー用語はある程度理解していないといけな…

もっとも危険なゲーム(ギャビン・ライアル)

(ネタバレ)『深夜プラス1』は研ぎ澄まされたソリッドかつストイックな筋運びで大好きなのですが、こちらは物語がどこに着地するのか分からないまま小事件が頻発して、最後に至って種々の要素が「そういうことだったのか!」という結末に収斂するというエ…