2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

マッキントッシュ:ハンティングコート(SEAMILL)

エディフィス・エクスクルーシブのコートです。昨年まで着ていた通勤用コートが5年以上になり、そろそろ新しいものをと考えていたのですが、「今回は気合の入ったやつ、出来ればオフも兼用できるようなもので」という趣旨で探していました。実はシーラップ…

奥さまは名探偵(パスカル・トマ)

同じ監督による『ゼロ時間の謎』がミステリの映画化として実に正攻法で、かつ登場人物がみなお洒落でプロダクションデザインも素敵、という雰囲気のある作品だったので、先に作られたこちらも観てみました。 あ、書き忘れていたけれど、「アガサ・クリスティ…

謝罪

リンデンは角度によってはウィル・フェレルに似てる・・・ような気がする。

トラップと博才

缶コーヒーが過剰に甘い設定なのは、肉体労働の糖分補給をユーザーとして想定しているからだと聞いたことがある。本当かどうかはさておき、個人的には微糖すら甘すぎて、飲んだときには脳の毛細血管が糖分でニチャニチャするような感じがして不快なので、メ…

転々(三木聡)

この監督の「面白うて、やがて哀しき」という話は上手いこと決まるととても良いですね。結末をひっぱりすぎない潔さも好きだった。いろいろ考えると実際はつらくて苦いバックグラウンドがある話なんだけど、あくまでサラッと一種のファンタジーとして見せき…

パニッシャー:ウォーゾーン(レクシー・アレクサンダー)

(世評芳しからぬ)前作が大好きだったので、今作の話を聞いたとき、実は監督が変わったのが一番残念だったのだけど・・・ 前作はトンチの効いた展開やゆるい悪役キャラなどの要素が渾然一体となって独特の世界観を確立していました。「確固とした世界観があ…

諦女(宮崎吐夢)

人生についてなかなか鋭く突いているシュールなコント、という範疇であれば100点なんだけど、「小説です」といわれると、うーん微妙なんですよね。小説ならではというスタイルを、あるいは確かに小説だなという感触を、やっぱり読者として欲してしまうか…

3時10分、決断のとき(ジェームズ・マンゴールド)

銃撃戦よりむしろ対話の攻防が見所のような西部劇でした。皆さん書かれているように、甘言で主人公ダン(クリスチャン・ベール)の心を揺さぶる無法者ベン(ラッセル・クロウ)のやりとりは、禁欲の生活を貫こうとする修道士に囁きかける悪魔のよう。 ところ…

ある夜 A Noite(イヴァン・リンス)

タイトル曲は割りと最近何かのCMで使われてませんでしたか? ポップで伸びやかでありながら叙情的な側面もあり、かつフュージョンへの接近も感じさせるという一筋縄ではいかない多面性、そしてやっぱりどの曲にも通底するサウダージ。一小節に過剰に歌詞を…