2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧
脇役陣が豪華だったこの作品、チームのアジア系紅一点の人がかなり印象的だったんだけど、このマギー・Qってあの怪作『レディ・ウェポン』のマギー・Qだったのか!すごい抜擢。スー・チーもそうだけど、いつでも脱げます!みたいな人がハリウッド進出しや…
日本画のスキルと、何よりずば抜けたルックスで只今ブレイク中の松井冬子さんですが、今日の新日曜美術館のゲストでした。平面媒体では最近よく見かけるけど、トークも「出来る」人だったんですね。モチベーションやオブセッションをちゃんと理屈に落としこ…
フィリップ・シーモア・ホフマンってこんなに格好良かったのか!「ある意味」みたいなカッコ付きでなく、普通にハンサムな役者だと初めて思った。意外と出演場面少なめで残念だったけど。 1作目は掟破りのどんでん返しで、「アクロイド殺し」的一発ネタだか…
今回のワールドカップ、一番の見所は岡田監督のコメントだった。 「前向きな気持ちで、全力で当たれば道は開ける」みたいな、つまるところ精神論しか語っていないコメンテーターが多い中、(対オーストラリア戦でも)「正直なところ簡単にはいかないと思いま…
古き良きアメリカの父親像を体現するラッセル・クロウ(オーストラリア人だけど)、いい人ぶりっこぶりがますます板に付いたレニー・ゼルウィガー(本当にいい人かもしれないけれど)、という主役二人の磐石ぶりはいつもどおりなので「安定してるなぁ」とい…
正しくSF。このSFとは「すこし・不思議」の意。 因果関係からいうと、ここに収められているような「黄金時代のSF」へのオマージュから藤子・F・不二雄の諸作品が書かれたのだろうけれど、小説/マンガという媒体の違いを超えて、不思議と読後感までも…
「人間喜劇」みたいなものすごく大きな意味ではコメディなのかもしれないけれど(というか強いてカテゴライズするのがそもそも間違ってるかもしれないけど)、娯楽作品としては生々しすぎて楽しめなかったよ・・・ 映画史に名を残す作品で、それ故ストーリー…
ツイ・ハークの黒澤ゴッコここに極まれり。フィルモグラフィでいえば『ブレード』の雰囲気に一番近い。けれども原作の端折り方の方針が意味不明のため、展開が支離滅裂。だんだんダリオ・アルジェントの域に近づいてきた。でも嫌いになれないなぁ・・・ 主演…
世評はさほどでもない『NYPD15分署』がお気に入りの自分としては期待大だったのだけど、ジャスト水準作でしたなあ。 『スティング』を代表として、コン・ゲームものというのはそれこそ何十本となく製作されてきたけれど、大概パターンは出尽くしたと思…
この作家のスタイルからは、「もし○○だったら」という前提を徹底的にシミュレートする思考実験的な印象を受ける(すべてのフィクションは大なり小なり思考実験的なものだとは思うけれど)。そういえば『奇術師』の主人公二人が自らの生い立ちを語るパートに…