2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

レッド・ワン(ジェイク・カスダン)

もっと箸にも棒にもかからない映画かと思っていたら、「ちょっと根性が曲がった人物が改心する」という正しくクリスマス映画であって、画面のルックも80年代の冬の大作映画といった構えで(しかも見た目だけではなく、作品としての芯が80年代っぽいので…

シャザム!〜神々の怒り〜(デヴィッド・F・サンドバーグ)

悪くなかったですよ。というか率直に面白かった。特撮というかSFXにわくわくしていた頃の80年代娯楽大作のテイストもあってよかったですね。何というか、近年の「何か素晴らしいこと言ってやろう」という大喜利大会みたいになっているヒーロー映画へのアン…

銀の森へ(沢木耕太郎)

先日読んだ作者の『シネマと書店とスタジアム』は、映画と本とスポーツにまつわるコラムということで、複数のジャンルを対象としたせいか些か中途半端の感がなきにしもあらずでした。 捲土重来、だったのかは分からないけれど、今回は重複を恐れずに全部映画…

インサイド・ヘッド(ピート・ドクター)

公開時には興味が持てなくて見ていなかったのだけど、先日2が公開されたので見てみました。抽象的な世界をよくエンターテインメントとして成立させたな、と感心しました。 よくできた映画ほど何を書いても言わずもがなの蛇足になってしまいますが、巧みだな…

シークレット・レベル(ティム・ミラー)

こうなりたかったファイナル・ファンタジー映画版、ということなんでしょうか。しかしながら、映像、音楽ともクオリティが高く、短編で走り切るゆえに「持つ」けど、長編で観たいかどうかでいうと微妙、という気分になったのも確か。 単純に面白かったタイト…

日本サッカーはなぜシュートを撃たないのか?(熊崎敬)

タイトルの勝利かなと思います。これって誰もが一度は口にする思いですよね。しかしながら、最近は日本代表も海外組がスタンダードになって(むしろJリーグ選出選手がほとんどいない)、そのことで試合構成も随分変化して、かつてのような隔靴搔痒はあまりな…

エルヴィス(バズ・ラーマン)

オースティン・バトラーはフェイド・ラウサが最高だったけど、今作のエルヴィスは本当にすごかったですね。なんか「引き受けてるな」という印象を受けました。しかもがっしり受け止めていたのが素晴らしかった。観た方が絶賛していたのもなるほど納得でした。…

グラディエーター(リドリー・スコット)

(1と2両方ネタバレです。)先日2作目を観た時に、「あれ?マキシマスは復讐を遂げて妻と子の待つ故郷(安息の地)に還ったのではなかったかな、それからすると1作目の感動を棄損するような話だよな…」と思ったのですが、今回見返してみると、ギリギリそ…