2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

アンチャーテッド(ルーベン・フライシャー)

主人公がスリという時点でちょっと乗れなかった。(制作側としてはオリバー・ツイスト的な「不幸な生い立ちからたくましく生きていくならそういうこともあるよね」という線を狙っていたのかもしれないけれど…)それと図らずもインディ・ジョーンズがやっぱり…

オンリー・ザ・ブレイブ(ジョセフ・コジンスキー)

『トップガン』の続編にコジンスキー監督が、というニュースを知った時、『トロン』とか『オブリビオン』のイメージしかなかったから、そうなんだ…としか思わなかったのだけど、これをみたらすごく納得しました。ほとんど同じ話じゃないか!マーヴェリックば…

ドライブ・マイ・カー(濱口竜介)

役者が演じることに関する物語という以上に、そもそも本質的に人間が生きていく上である役割を「演じる(演じざるを得ない)」ことについて語っている映画ではないかと思いました。(ペルソナといってもいいかもしれないけれど。) 感想としては以上なんです…

世界の終わりの七日間(ベン・H・ウィンタース)

1作目から随分遠いところまで連れてこられたな、という感慨が。フーダニット、ワイダニットの趣向もあるにはあるけど、終末ものSFとしてやり切った感じがよかったですね。 ところで、一人称ハードボイルドという形式のため、(読者がある程度同一化せざるを…

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(安彦良和)

ドラえもんの映画(結婚、おばあちゃん)でも思ったけど、ああいう話は通常の枠組みでさらっとやるからよいのであって、やはり言わずもがなの部分というか冗長さが出てくる気がします。MS格闘は悪くなかったけど。(でもキャラクターの絵の演出についてはあ…

ゴースト・ドッグ(ジム・ジャームッシュ)

公開当時ピンとこないみたいな言われ方してたような気もするけれど、好きでした。なんでもないエピソードの連鎖なのに、不思議と見入ってしまうのが映画の魔法なのでしょうか。作中の断章の扱いが今見ると『パターソン』っぽいですね。 ☆☆☆1/2

ゴーストバスターズ/アフターライフ(ジェイソン・ライトマン)

あまり芳しい評判を聞いてなかったけれど、なかなか悪くなかったのではないでしょうか。80年代リバイバルというよりもアンブリン映画かと思うほどスピルバーグオマージュだったですね。(フィン・ウルフハードくんの起用は完全にその目配せではないだろう…