2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧
韓国映画でもよくあるサイコキラーものかなと思わせて…というのが最大のミスリードだったでしょうか※1。犯人の造形は確かにソシオパスなんだけど、実はその口ぶりとは違って異常快楽殺人ではないことが徐々に判明していく。 主人公の刑事は、このジャンルに…
先日『ノー・タイム・トゥ・ダイ』を観たので久しぶりに見返しました。確かに撮影といい物語の構えといい、007というより映画として名作の風格があるのだけど、映画館で初めて観たときからどうしても好きになれないのは、助けようと思えば助けられるのに敢え…
名作の誉れ高いけど、良くも悪くも「いい気なもんですな…」感があってぼちぼちだったかな。ところでソ連領事館を爆破する作戦があるけど、BGMの面白大作戦感とは裏腹に爆発に巻き込まれた女性が路上に放置されるカットがあって、その即物性と陰惨さにびっく…
想像してたより丁寧だし面白かった(偏愛対象になるのも分かる)けど、プロット上の辻褄合わせの解決法がちょっとなあ…ツイストとして派手さはなくていいから、むしろボタンの掛け違いで哀しい結果に、ということにしてほしかった。 ところで、当時小学生だ…
ネタバレです。:『スペクター』で終わりでも美しかったと思うのだけど、もし続編があるなら、と想像していた感じの作品になっていてよかったと思いました。ダニエル・クレイグになってからの007は全部映画館で観てきたから感慨深かった。結末では泣いてしま…
気楽に見られるし、出演者の一流感がよかったです。(低予算で頑張ってる感じの作品もいいのだけど、役者陣がなあ…ってなることも多いから。)手堅いなって思ったら『ハッピー・デス・デイ』の人だったんですね。 ☆☆☆1/2 ※原題はScouts Guide to the Zomb…
よくこんなアンチクライマックスな物語に大予算をかけたなと思いました。小説『白鯨』のバックグラウンドという体裁だけど、その枠物語もフィクションでしたね。原題はIn the Heart of the Seaであるように、何かに憑かれた男が人の力の及ばぬ自然領域に足を…
ショーン・コネリーの007を初めて見たのですが、そうだったのかと気づいたことがいくつかあって。 ・宍戸錠が出てくる日活アクションや市川雷蔵の『ある殺し屋』等で、敵の襲来を予期して予防措置(アタッシェケースにベビーパウダーを付けておく等)を取…
2Dと3Dのなじませ方としては最高峰だと思います。改めて見たら、手書きアニメの柔らかさが素晴らしかったですね。 ☆☆☆☆
びっくりするぐらい普通というか、え?これで終わり?と思ってしまいました。(映画館で予告編を観て「トレンディドラマ」風の感じだなあ、そういう職人監督になっていくのかな、と思った記憶があるのだけど、もう30年も前の映画なんですね…)やはり森田作…