2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ことしのベスト3

1 『ゼロ・グラビティ』 生きる意味を見失っていた主人公が、宇宙という子宮を通じて再誕する、そして生の重みを改めて感じる→「Gravity」/ということで言葉にすると身もふたもない感じになってしまうけど、全てを映像で語り切ってしまうその圧倒的な手際…

ゼロ・グラビティ(アルフォンソ・キュアロン)

端的に言うと「宇宙、すげえ・・・」ということに尽きるのですが。 まずキュアロンは『大いなる遺産』の監督として僕の前に現れた。映画はクラシカルな物語が要請する以上に過剰なエロスで、その歪さによって忘れがたい作品になった。次は『天国の口、終りの…