id:Dirk_Digglerさんのこちらの記事に触発されて。恥ずかしながら初見だったのですが、車、バイオレンス、おっぱい(+スタ)なんて、みんなの大好物がてんこ盛り。そりゃあカルト映画にもなろうというもの。コーマン御大が、いかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか得心いたしました。
その一方で意外だったのは、クライマックスであるレジスタンスの飛行機と主人公のスーパーカーの一騎打ちに代表されるように、アクション・シークエンスの手堅い演出。てっきり75歳以上は100点!みたいな過剰な要素だけでカルト化した映画かと思ってたら、そういう所は存外しっかりしてる。(ただ「フランケン(主人公のレーサー)という存在はそもそも・・・」と自分でネタを割ったそのすぐ後に、栄養ドリンクを差し出されて「97年のレースで俺の味覚は破壊されている」みたいにスットコな発言があったりと、まあそういう瑕疵は散見されるんだけど。そこはむしろチャームポイントかしらん。)リメイク楽しみであります。
☆☆☆1/2