三秒間の死角(アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム)

 最初から超法規的措置で警察がバックアップすれば済む話(「その件は例のやつなので、スルーで」みたいに。それぐらいの覚悟決めてるんじゃないの?そもそも社会全体の利益を鑑みて、公共に資すると考えてるからこそ実行してるんでしょ?)と思うので、抜き差しならぬ状況に至るまでのセットアップに無理さを感じて最後まで乗れなかった。よく分からないけど、グレーンスも俺の手を汚しやがってという個人的なことに終始してるし…。刑務所サバイバルものとしてはまあまあ、かな。映画化されてるけど、確かに映像化向けかもしれませんね。

☆☆☆