イエスタデイ(ダニー・ボイル)

 リリー・ジェームズってアンドリュー・ガーフィルドに似てるよな…。そういう話ではないというのは最初から分かっていたけれど、ビートルズがいない理由と、しかし主人公だけは覚えている所以を何かしら説明してほしかったな。ほっこり気分だけはお土産でいただきました。そういう意味では久しぶりにワーキングタイトルらしい映画だったかも。

☆☆☆

※ そういえば「肌の色が違う人同士が恋に落ちる」要素は、ちょっと前だと主要なテーマとして扱うための設定だったけど、今回はたまたまこの組み合わせですという感じだったから、今の映画だな、と感じた。『ベッカムに恋して』の頃はまだそういうニュアンスが少しあったもんな。