公開時、自分の観測範囲ではほとんど話題になってなかった気がするけど、面白かった。表現の新しい地平を切り開くぜ!みたいな野心はゼロだけど、定番化したVFXアプリの範囲のCGと、出演料はほどほどだけど画面映えする役者陣で「1,800円くらいのランチ」の線を狙った感じ。でもそれくらいがちょうどいい!
欲を申せば、クライマックスくらい、せっかく闇の力を手に入れた※のだからもっと手足が景気よくぶっ飛ぶような殺戮描写があってもよかったけど(カプーって咬むだけだから…)、リクープを気にしてレイティング設定控えめだったのかな…そこが「1,800円くらいのランチ」の限界か。
☆☆☆
※ あの「ゲーム」のルールって、血を啜る欲望に負けたら獣並みの知性に…ってことなのかと思ったらそうでもなかったから、別にビビらなくてよかったのでは?と思ったのだけど、3日以内で片を付けられたら人間に戻れるって話だったのかな?よくわからなかった…