ザ手堅いという感じ。ひどいことされたらきっちり借りは返すぜ!続編もよろしく!みたいな楽しさはありましたが…。
オリジナル版は時代もあって陰惨な感じの後味で、そこで平仄が合ってる印象でしたが、こちらはあまり自警団行為、ダメゼッタイみたいな感じはなくて、下手したら全米ライフル協会推奨なんじゃないかという雰囲気すら出てくる。確かに「工具室」の演出にあれ?もしかして…だんだんあちら側に?というニュアンスはあるんだけど。(実は)弟関係の演出がものすごく不穏な雰囲気なので、首謀者はもしかしてと思っていたので、最後は「肉親でも許さん!」ああ完全にボーダー越えちゃったな…というオチなんだと予想してた。そっちの方がテーマからするとつじつまは合うような気がするんだけどなあ。
☆☆☆
※弟あんなに怪しげな演出する必要あった?別のバージョンの結末あるんじゃない?しかしヴィンセント・ドノフリオって若いころから一貫してこういう役ですね。