ステート・オブ・グレース(フィル・ジョアノー)

 「ドラキュラ役は今勢いのあるゲーリーにやってもらったんだ」とコッポラがインタビューに答えていたとき、この作品を挙げていたような記憶が(輻輳してるかもだぜ)。ショーン・ペンはもちろん、エド・ハリスにタトゥーロと、今思うと渋いながらも豪華な役者陣です。
 ところで濡れたような色気のある夜の風景が特に印象的で、カメラは誰なんだろうと見てみると『ブレードランナー』のジョーダン・クローネンウェスでした。なるほど納得。でもフィルモグラフィ上の他の作品は、観てるにはみてるのだけど、あまりピンとこないな・・・役者もそうですが撮影監督も作品に恵まれるかどうかって大きいようですね。
☆☆☆