リバー、流れないでよ(山口淳太)

 ヨーロッパ企画らしい構造に仕掛けのある物語なのですが、『サマータイムマシン・ブルース』的な映画といえばとおりがいいのかな。実際、『サマー~』の役者陣リユニオンという趣もあって、あの時若者だった人たちが年を取られましたなあ…という感慨も。

 さておき、つまるところ、この作品では主人公のキャラクターを許容できるかどうかが評価に直結すると思うのだけど、という書き方から察していただけると思うのですが、僕はだめでした。期待しすぎたのかもしれない。

☆☆1/2