スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(ホアキン・ドス・サントス他)

 最近は親の目線で観ることが多いけど、ドラマを生まんがための「設定された」親と子の葛藤はもういいのでは(凡庸だな)と思う。特にグウェンの方は耳を傾けてしかるべき状況もあるのに、「いや逮捕する(でもしたくはない)」なんて、映画の都合上の無理を感じた。「お前もいろいろありそうだな…だが何も聞かん行ってこい!」みたいなスムーズな展開の物語を工夫してもよいのでは?

 画はすごかったんだけど長尺にするだけの必然性がないとお腹いっぱいになりますね。それ以前に前後編なんて聞いてなかったんですけど?※

☆☆☆1/2

※周囲でも「え…」という当惑のリアクションが感じられました。最近ままあるけどよくないと思うなあ。