最低なやつを演じる時のマット・デイモンは本当に最低ですよね。
それはさておき、ベン・アフレックとマット・デイモン(共同脚本)にとってはワインスタインを見て見ぬふりをしてきたことへの禊の意味があったのではと思いました。
というテーマが、この作品の眼目であるのは間違いないと思うけれど、それ以外にも組織というものが本質的に持ついやらしさをよく描いていて、そこが見ていてつらかったです。
ところで最後の決闘は組み立てに工夫が凝らされていてよかったですね。(そもそも「決闘裁判」というシステムの残酷さ、陰惨さが『シグルイ』っぽい。)
☆☆☆1/2