神はディテールに宿るとはよくいったもので、細部のこだわり、リアルさが尋常ではない。それでいてカメラに映る範囲で完結した箱庭といった感じはせず、こういう世界が確かに存在するという感触を獲得しているのが素晴らしかったと思います。(実写映画ですら「外の世界」が感じられない作品がたくさんあるのに。ちなみに完全に余談ですが『ノー・タイム・トゥ・ダイ』に感じた一番の不満はあとから考えるとそこでした。)
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※そういえば引用元であまり言及されてるのを目にしないのだけど、僕は椎名誠のSF諸作を思い出しました。こういう感じのビジュアルを思い描いてた!