荒野のホームズ(スティーブ・ホッケンスミス)

 ホームズの面白さって「科学的」を建前にしたケレンとか黎明期の(広義の)冒険小説のワクワクが肝だと思うので、なんか違うんだよな…という違和感が先に立って楽しめなかった。そういうことを抜きに独立した「西部が舞台のミステリ」だったら素直に面白かったのかもしれない、と思いました。

 それとお兄ちゃんのことだけど、それだけの向学心があれば事後的に字って読めるようにならないものなのかな?

☆☆☆