アベンジャーズ/エンドゲーム(ルッソ兄弟)

 <ネタバレです>10年間ありがとう、そういう気持ちで胸がいっぱいになった。正直、ソーのくだりなどでは、まさかこの調子で全編やり抜くつもりなのか…それはそれでチャレンジだけど、と思いもしたのだけれど。

 すべての始まりだった『アイアンマン』の功労者であるトニーことロバート・ダウニー・Jr(ともちろんジョン・ファヴロー)への労いを感じる演出もよかったし、締めくくりがスティーブとペギーのダンスというのも素敵だった。実はキャップについては、個人的には「ペギーとは結ばれない、人生にはそういうこともある」という物語であるところにグッときていたこともあって複雑な気持ちもあったのだけど、監督によると別の時間、別の場所であるとのことなので、あり得たかもしれない未来をああいう形で示したんだなと思います。

 あまりにも完璧な結末だったから、もう自分の中でのMCUもこれにて完結ということでいいかな、という気持ちも…。ともあれお疲れ様でした。

☆☆☆☆☆