監督は『トロール・ハンター』の人だったんですね。海の怪異譚を愚直にやっている感じで好印象ではあるのだけど、それとセットだけでなく実物大の帆船を作ったという説得力もあったのだけど、いかんせん、人間が不利な夜にわざわざ戦いを挑むという脚本上の難点がやっぱり問題なのかな…なにかそうするしかない理由があればいいのだけど、この話だと人間側もやるだけやったという充足感がない。誰でも気づく点だからどこかで改善できなかったのかな、と思いました。
最近大活躍のデヴィッド・ダストマルチャンがここでも出ていて、荒くれ船乗りぶりがいつもと違う印象で、役者さんってすごいなと思いました。あと、いたいけなトビーくんは『カモンカモン』のあの子だったんですね。
☆☆☆