犬ヶ島(ウェス・アンダーソン)

 細部へのこだわりが相変わらず爆発していて、しかも舞台が架空の日本だから何とも言えない味わいがありました。ゴミの埋め立て地が「夢の島」という名前であるというグロテスクさについては日本人なら(昭和生まれなら?)何となく共通の概念としてイメージできるところだと思うのですが、そのイメージがそのままモチーフになっているような映画ですよね。というか、クロサワ、50~60年代映画、みたいな監督の好きな邦画からのインスパイアも大きいのだと思います。正直、監督作の中には鼻に付く感じがあるものもあるのですが、アニメーションだと脱臭されるのか見やすいですね。

☆☆☆1/2

※誰もが指摘するところだと思うけれど、鮨のシーンがすごかったです。