The 500(マシュー・クワーク)

 ロビイストのお仕事もの、立身出世ものだったらもっと面白かったのに、と思いました。後半完全にアクションの力押しになってしまうんですよね。読ませるだけの力量はあるけど、期待してたのはそれじゃないというか。

 この後に書かれた『ナイト・エージェント』が完全にアクション全開のサスペンスで(なかなか社会情勢も反映していて悪くなかった)、安心して読める手堅い面白さだったので、遡って読んでみたのですが、それの習作的な位置づけなら仕方ないのかな。でもアクションじゃない分野でも書ける人だと思うなあ。

☆☆☆1/2