ナイト・エージェント(マシュー・クワーク)

 あまり話題になっていた印象がないけれどとても面白かった。体制側の仕組んだ陰謀で誰を信用してよいか分からないし、誰にも助けを求められない、というのはベタな設定ではあるけれど手堅い物語運びで緊張感があった。それ以上に現状のロシアを巡る政治情勢が予見されているようで、正にいまこそ生々しく感じられる作品だと思いました。

☆☆☆☆