結論を言うと大好物でした。時々アベンジャーズ関係の用語が出てくるから「そういえばマーベル映画だった」と我に返ったけど、特に前半はボーンシリーズみたいなエスピオナージュ・アクションでしたね。(007やMIにも目配せがありましたが。)そして舞台が変わるたびにドーン!「ブダペスト」みたいに大きく文字がでるのは、『ウィンター・ソルジャー』の系譜ですと宣言しているようだし(というか、そもそもあの文字も70年代ポリティカルサスペンスへのオマージュだけど。)
・役者陣のアンサンブルが素晴らしかった。「家族」を再び見出す旅の話だからここが要でしたよね。しかし色んなところから監督を見つけてくるね…
・4DXで初めて鑑賞したのだけど、結構揺れるのね。個人的な一番の盛り上がりはアレクセイの脱獄シーンだったのですが、本物の雪が降ってきたからっていうのも大きかったかも。
・パラシュートもなく数千mから降下して、なんだかんだあって無事着地というシーンがあったけど、見事な映画のウソというかケレンでした。アイアンマン3のたくさんの人間が手を繋ぎあったら空気抵抗で無事着水に比肩する名シーンだったと思います。
・オルガ・キュリレンコってクレジットがあったから、どんなに雰囲気を変えてもこの妹じゃないよね…って途中まで本気で思ってた。
☆☆☆☆