一言でいうと見事にジャン=クリストフ・グランジェ映画だったですね。例によって「秘密結社の陰謀を巻き込まれ型主人公が暴く→なんだかんだあってドカーン→めでたし(概ね)」というタイプの映画。「石の評議会」って響きはなんか格好いいよな!という思いつきだけで一点突破した感じ。
グランジェ映画なので「緻密な伏線とその回収・解決」は望むべくもなく・・・ただ、重厚な画面でなんか胡散臭いことやってるだけで嬉しいという人(含む私)には堪らないかも。「ナインスゲート」等が面白かった人なら問題なく楽しめるのではないでしょうか。
・時代錯誤なエキゾ趣味はいかがなものか(しかしそこが面白いという倒錯的な快感もあって)。
・ノーメイク風でショートにしたモニカ・ベルッチが、逆に熟女ファンにはど真ん中。
☆☆☆