古くはジョン・ベルーシ、最近ではジム・キャリーの得意なキャラクター、「本人に悪気はないけど、やることなすこと破壊的に迷惑な人」の典型クルーゾー警部。個人的にはコメディの中でもこのジャンルが苦手なので、開幕当初は「やっぱちょっとなあ・・・」という感じだったけれど、さすがにスティーブ・マーティンは上手いね。彼の全力投球のコメディは久しぶりだったのでそういう意味では堪能できました。
そういえば小学生の頃、水曜ロードショーかなんかでオリジナルのピンク・パンサーを見た記憶があるけれど、ピーター・セラーズは怪盗ピンク・パンサーじゃなくてクルーゾーだったのね。大体怪盗ピンク・パンサーなんて存在しないし。マスコットキャラの刷り込みか。
ところでメガネを外してもそんなに美少女ではないエミリー・モーティマーの微妙さ加減が可憐でよかったです。
☆☆☆