ゴジラVSコング(アダム・ウィンガード)

 (ネタバレかも)低予算のアイディア勝負だからこそ輝く監督たちがいて、アダム・ウィンガードもその一人だったんだな…とちょっと寂しい気持ちになりました。

 いくらなんでもちょっと場当たり的な展開すぎる。

小栗旬、何しに出てきたの?

・今、仲間が死んだのに「コングには目的地が分かっているんだわ!」と喜ぶヒロイン。(あとで罪悪感が軽減されるようにその「仲間」はもともと裏切るつもりだったのが判明するのだけど、そもそもなんで観客の方が罪悪感を感じないといけないのか?共感性羞恥的な?)

・なぜ地下世界にコングの手形で開く扉が設置されているのか、なにやら武器であるオノが準備されているのか?だれの仕業なの?(※このあたりはアメコミで補完されているらしいですね。しかしコミックスを読めと言われてもなあ…)

・というか、地下世界へのアクセスの雑さ、理屈の底抜けぶりがリメイク版「トータル・リコール」みたいでした。

メカゴジラ、そのデザインはちょっと…

☆☆☆