チェーホフの小説はそこそこ読んでいると思うのだけど、戯曲は実はまだだったので、『ドライブ・マイ・カー』がよいきっかけだったので読んでみました。まあ、小説同様にやり切れないつらい話でしたね。しんどいことは多くても生きていくしかないじゃない、というか。
『ドライブ〜』では劇中の出来事、人物の補助線としてこの戯曲のセリフが引用されていましたが、テーマとしてはどのような意図があったのか、個人的には実際に読んだ今の方が微妙に分かりにくくなった気がしています。家福をワーニャに重ねているのかな?むしろセレブリャコフ的な要素もあるよな、と思ったり。
☆☆☆