イヤホン散財記

 iPod用のイヤホンは、最初オーディオテクニカのもの(3,000円くらい?)を使っていて、結構それなりに満足していたのだけど、もうちょっと良いものも試してみたいと購入したのがshureのSE115でした(legendary performanceっていう惹句が景気がよくていいじゃない)。なるほど、これは劇的に違う!・・・とはならなかったのだけど、確かに音に厚みがあってかつナチュラル。改めて聴くとオーディオテクニカの音はやっぱりペラペラしてる感じが否めませんでした(安いから仕方ないけど)。
 ただ、「耳栓」と揶揄されるだけあって、遮音性は最高なのだけど、個人的に耳の穴が小さいこともあって、長く着けていると最小のイヤーピースでも圧迫感が耐えられない。やはりこういうゼロ距離で接する類の器具はそういうストレスが絶対に無視できない要素なので、音は良くてもなあ・・・と次のものをやむなく探すことに。
 そこで目に留まったのが、Ultimate EarsのMetroFi 170 MF1でした。某誌で好評価だったので購入に踏み切ったのですが、低音がとりわけよく出て、ジャンル問わず満遍なく按配のいい音で聴けるような気がします。イヤーピースも気にならないし、何よりケーブルがしなやかなのが良かった(これ重要!ということに初めて気が付きました)。こういうアイテムは実際使ってみないと良し悪しがなかなか分かりにくいので難しいですよね・・・
☆☆☆☆
※僕の場合は、適当に引っ掛ける感じが心地よいという前提で選んでいますが、ジャストフィットでかっちり使いたい方は、所謂「シュア掛け」用に形状からして作られているshure製品の方が(イヤーピースも低反発タイプだし)いいかもしれませんね。