パイレーツ・オブ・カリビアン:ワールド・エンド(ゴア・ヴァービンスキー)

 「もっとおかあさんみたいにいってくれ」的なシーンがあって、そこだけが唯一面白かったです。
 本当にデジタルの力があれば何でも出来るんだな、と小学生なみの感心仕方をすることがあっても、それが映画としての興奮につながらないというのは、この監督は本当に才能がないのだなと思ったことだったよ。(時々でてくるシュールな画は結構よかったんだけど。)
 あとウィルの親父(靴ひものビル)にあの役割(エリザベスの許婚がらみのシーン)をあえて振るというのは・・・あれのせいで最後の盛り上げどころも何か素直に喜べなかったんだよね。この場面だけに限らず「なんでそっちなの?」と思わずにいられない微妙なツボの外し具合が3作通して多々あったなあということを反芻しながら・・・
☆☆☆