過去のある時点に遡り、「決定的なある瞬間」をやり直せたら現在の境遇は改善するのか?、というタイプの話。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』はこのジャンルを代表する作品だけど、最近の作品では『Re:プレイ』、もっと昔のものなら『リバース』(隠れた名作)なんかのテイストに近い。運命に抗うほどに状況が悪化していくというプロットも同様。ローバジェットのサスペンス映画を作るとき重宝する枠組みなんですね。この作品もアイディア勝負の佳作。
それはさておき、『セブン』が主人公たちの少年時代を象徴する作品として登場するのが・・・あれってついこの前の映画という印象なのに(確かに10年前だけど)。それが一番ショックでした。やつらからみたらおっちゃんなのか?
☆☆☆