先日見た「アフターライフ」はジュブナイルSF(特にスピルバーグオマージュとして)という側面からの80年代リバイバルだったけど、こちらは派手さと悪ふざけという切り取り方だったですね。(だからリメイク元の精神にはこちらが近い。)プラクティカル・エフェクト+光学合成的な見せ方にこだわっていたのも嬉しかった。
あえて踏み込んだことを書くと、「シスターフッドもの」であることに胡坐をかいたような作りだと残念だなと思っていたのだけど(公開当時ネガティブなほうの評判もあったので)、全然そんな感じはなくてセリフも気が利いてて面白かったです。
あとクリステン・ウィグがチャーミングでびっくりしました。ワンダーウーマンの時もこんな感じで撮ってあげたらよかったのに、と思ったけど、キャラクターの設定上難しかったのかな。
☆☆☆1/2
※そうそう、『ブックスマート』立志編みたいだなと思ったのだった。