キャッシュトラック(ガイ・リッチー)

 リメイク版のせいか、いつもの(というかちょっと前の)リッチー節みたいなゲーム性を排して、陰惨なノワールの匂いがする話になっていましたね。スコット・イーストウッドがいつもの役を反転させた感じのキャラで面白かったのと、J・ハートネットがあんな地味な感じ出てきて驚きました。

 ところで、最近のこういうジャンルのサントラって、ハンス・ジマー経由ヨハン・ヨハンソン後みたいな感じで、ブオーンってスピーカーが割れる感じの不穏な低音を強調するのが多いですね。(確かに効果的なんだけど。僕が気になりだしたのは『ボーダーライン』からかな。)

 あと、どの映画でもステイサムがいつもショールカラーのニットジャケット着てるのって理由があるのかな?ニットジャケット親善大使?

☆☆☆1/2