ゴースト・エージェント/R.I.P.D.(ロベルト・シュヴェンケ)

 びっくりするくらい『メン・イン・ブラック』そのままなので、誰か途中で止めなかったのかな、せめて敵役の設定か作戦にあと一捻り、という話にならなかったのかな、と思いました。それと主要キャラの魅力が薄いのも残念な点で、例えば主人公のメンターたるロイはKの立ち位置だけど、「性格に難ありだけど、優秀無比」だからこそのKに対して、性格に問題がある上に優秀でもないから、ううむとなりました。結構な役者陣なのに、どうしてこの企画に付き合ったのかな…このメンツだからそれなりに見られる作品になったのだとは思うけれど。

☆☆1/2