主人公がスリという時点でちょっと乗れなかった。(制作側としてはオリバー・ツイスト的な「不幸な生い立ちからたくましく生きていくならそういうこともあるよね」という線を狙っていたのかもしれないけれど…)それと図らずもインディ・ジョーンズがやっぱりドロボーだなと遡って思わされるようなところもありました。
作品そのものとしても、なんかバルセロナの地下を右往左往してたな…というもっさりした印象で、フライシャーの悪い所が出たなという感想です。
☆☆☆
※鍵の十字架の本来の所有者からすればただ盗まれただけだもんね。