クイーン&ウォリアー(ダニエル・モンソン)

 世間の世知辛さをバイオレンス風味で容赦なく描く、というのが大なり小なり傾向としてあるように思う。スペイン映画って。考えてみたらゴヤの国だからなあ・・・
 この作品は「強引なんだけどそれしかないという結末に主人公がなすすべもなく叩き込まれる」という豪腕ぶりがアレックス・デ・ラ・イグレシアと通底してるような印象でした。見終わって、なんともやりきれねぇ気持ちになるところも似てる。
☆☆☆