ユッカ・エスコラ(ユッカ・エスコラ)

 ファイブ・コーナーズ・クインテットの2枚目にすごく期待していたのだけど、「ボーカルもの」が一層フィーチャーされていて間口は確実に広がっていたはずなのに、(過剰な期待がハードルを高くしていたのか)正直物足りなかった。というところで、クインテット参加メンバーのソロプロジェクトも聞いてみようと思った次第。
 結論を言うと、シンプルな格好よさを追求した渋いアルバムでした。温故知新にして換骨奪胎。とりわけキラータイトルである『1974』は超ステキ!(チャンベール世代やからって訳じゃないけど)。今度はテッポ・マキネンのアルバムを聞いてみようかな。
☆☆☆☆