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ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー(マイケル・マン)

 開巻早々、雨にけぶるネオン、80年代な電子音楽、これってブレードランナー!?と思ったらこちらが1年早いんですね。シンクロニシティ
 ともあれ、初監督作にはすべてがある、というのは本当だなと得心。裏街道渡世とはいえ、通さねばならない筋がある、という話は『ヒート』しかり大好きなんです。なんですが、同様に完全には乗れなかったという理由は、主人公の女性への対応ですね。あれほど無茶な求愛に応えてくれた人なのだから、やむを得ないとはいえ送り出すときはちゃんと説明すべきではなかろうか?何というか、「彼女には理解されなくてもいい・・・(観客だけは分かってくれる)」みたいな変なマッチョイズムというかナルシシズムは押しつけがましくて個人的にはノーサンキューなのです。
☆☆☆(なので星半分マイナス)
※プロの仕事ぶりを淡々と描くシーンはそれだけで面白い。しかし、宝石強奪ならあんな大胆なやり口では石が変質しちゃって台無しにならないのか気になって…
タンジェリン・ドリームとは『ザ・キープ』でも組んでたけど、あちらは安っぽさが強調される感じで、ちょっともったいなかったですね。