新幹線大爆破(佐藤純彌)

 改めて見てみてもザ・オールスターキャスト映画でしたね。(丹波哲郎がその印象に拍車をかけるんだよなあ。)クライマックスだと思っていたカーブをギリギリ減速して切り抜けるのはかなり前半だったんだな、という点以外は結構細部にわたって覚えていました。満遍なくよくできた映画だと思います。

 こういう犯罪サスペンスって、どこかで犯人に逃げ切ってほしいなと思いながら見ちゃうものだけど、今回の印象としてはそういう側面はあるものの(というか主役が高倉健という時点で明らかにそういう意図があるけれど)、結構どうしようもない人たちだなという気持ちになりました。

 これは完全に余談ですが、「誰かお医者さんはいませんか!」とパニック映画でよくある呼びかけに応じて登場した藤田弓子が「女医の秋山です」と名乗るんだけど、そこは「医師ですがどういう状況ですか?」じゃないかな?自ら女医って…となったのと、あれ?『ヒート』ってこれを参照してるのか?というくらいラストが激似だなということや、有名な「並走する新幹線」の運転手は仮面ライダーの滝こと千葉治郎ということで、兄弟競演だったんだな、ということに前回は気づいてなかったなという発見がありました。

 まだ未見の方はすごく面白いので見てください。

☆☆☆☆

※と思ったら『ヒート』の感想で『新幹線大爆破』みたいだって書いてました。