特撮荒いな!当時はこんな感じだったんだな、と思ったなら早計。当時ですらオールドスクールすぎるというか、わざと拙い感じのミニチュアでやってるのか…と思ったものです。普通にきれいに作ってもよかったのに。ところで改めて見たらエロスすぎますね。コッポラにしては雑な感じもあって、正直どうしてヒットしたのかわからない。意外とヘルツォークの『ノスフェラトゥ』に近いところがあったんだな(原作がそうだからということなんでしょうけれども、映画としての作り方がという点でも)、というのが発見でした。
あとモンタージュというかトランジションが古典的なイメージの連鎖になっているのが、ああ古い感じがやりたかったんだなという印象を強めるのですが、首を切り落としたシーンのあとで肉々しいローストビーフにいきなり繋ぐのは岡本喜八の『殺人狂時代』オマージュだと思いました。
☆☆☆1/2