娯楽映画かくあるべし、という作品でした。ランタイム85分のコンパクトさも好ましいし、無駄なことをしない、ただひたすら「およそ英雄的でない」看護助手の男が妻と子の命を救うために死にもの狂いで走り続ける、という話です。フランスのアクション映画って思わぬ拾い物が時々ありますね。(そういう系譜が実は昔からあるんだけど。)
というか1回観ていたはずと思いながら見ていたのですが、ハリウッドのリメイクも見てなかったっけ?いや脱獄ものじゃなかったっけ?と混乱しながら、結論としてはやっぱり鑑賞済みだったのだけど、その混乱もむべなるかな、おなじカヴァイエ監督作品の『すべて彼女のために』が脱獄もので、かつラッセル・クロウのリメイクも見てました。ところで妻役のエレナ・アヤナはどこかで見たような…と思ったら『私が、生きる肌』の人でした。あれは変な映画だったな…
☆☆☆1/2