公開当時は気の抜けたスター・ウォーズのパロディとして紹介されることが多かったと記憶しているのだけど、初めてちゃんと見ました。視覚効果にILMが参加していたりと存外見た目はちゃんとしていたんですね。
しかしながら、作品自体は安定のメル・ブルックスクオリティというか、パロディとしても牧歌的なつくり。87年という製作年を考えると(『ジェダイの復讐』(83年)もとっくに公開後ということで)スター・ウォーズブームも一周以上まわっちゃっているから、なかなか厳しかったと思います。
とはいえ、こういういい湯加減の映画というのは今となっては貴重かもしれません。悪くはなかったです。
☆☆☆1/2