おおきなかぶ、むずかしいアボカド(村上春樹)

 村上春樹のいつものやつという感じで気軽に楽しく読めました。しかしながら10年ちょっと前の時点の感覚であってもちょっとだけひやひやする要素がありましたね。(正直、初期の短編には今となっては笑えないな、というものもある。作者としてそこが更新されてない、というか知ったことかと思っているのかも。)良くも悪くもそういうことを気にしてしまう(気にしすぎてしまう)感覚が自分の中で時を経て育まれてきたということかなと思いますが。

☆☆☆