エターナルズ(クロエ・ジャオ)

 主人公の人が麻生久美子に見えて仕方がなかったのと、スプライトのキャラ造形が手塚治虫作品の匂いがしましたね。(いたいけで可愛らしいけど不憫みたいなのが私にはツボなのです。)

 最初、敵キャラのデザインやビジュアルという意味での世界観がやけにファイナルファンタジーだなと思いながら見ていたのだけど、シンセ風の劇伴も相まって最終的には『幻魔大戦』みたいな80年代アニメみたい、という印象に。でも監督は「幽遊白書」ファンを公言しているということなので、意外と本当にそういう方面からのインスパイアがあったのかも。

 ところでエターナルズが人間に近い容姿をしているのはなぜなんだろう?ということが気になって仕方がなかった。庇護すべき種族の似姿とする、というなら理解できるけど、ほかの惑星に派遣されたエターナルズも同じ人間タイプなんでしょ?

 トータルとしての感想はううむ…普通、という着地になりました。

☆☆☆1/2