続・用心棒(デイヴィッド・ゴードン)

 いろんな要素をそつなくまとめてる感じだったけど、そつがないだけというか。これはこの作品に限らず、最近のエンターテインメント小説にはよく感じる。自分がこういったジャンルに慣れてしまったせいか?とも思うのだけど、『深夜プラス1』とか『北壁の死闘』みたいな純エンターテインメント分野の過去の名作を改めて読むと変わらずグッとくるので、やはり作家の力量なんだろうな。

☆☆☆1/2