シャン・チー(デスティン・ダニエル・クレットン)

 悪の化身と善なるゲートキーパーがふとしたことから結婚して主人公が誕生しました、って鉄拳のハリウッド映画化か※!と思いました。

 ・というか、ジャッキー映画と武侠もののいいとこどりだった感じ。見慣れてない人(欧米の一般の観客)には新鮮だったかもしれないけれど。

 ・ショーンが働いていたフェアモントホテル(サンフランシスコにも実際ある)は一種のプロダクトプレイスメントだと思うけど、駐車係があんな無茶をするところっていうマイナスイメージにならないのか他人事ながら心配になりました。

 ・千年もの間国家を相手に暗躍してきたっていうから、テンリングスって人里離れた山奥にあるのかと思いきや、ヤクザのオッサンたちがふつうに上がり込んできたから、あれ?ってなったよね…(あそこの一連のやりとりだけ急に香港映画でしたけど、世界観が矮小化されるから微妙だったかな。)

 ・変面というか京劇みたいな人、思わせぶりに出てくるからギリギリまでお母さんだと思ってた…(どういう無茶な理由をつけるのかなって期待してた…)

 ・龍は乗り物じゃないんだから労ってあげてほしかったですね。

☆☆☆1/2

※既にあるんだけど。