凡庸な印象と敵を作らないことでCIAの部長となったタリーは、退官直前に東ドイツの大物の亡命の身元引受けに指名され当惑する。事務官一筋の自分に何故?
時はさかのぼり第二次世界大戦末期、ドイツの情報部将校が極秘作戦のためアメリカの捕虜収容所に潜入したという情報を得て、その目的を探るため、ドイツ兵と偽り接触させる作戦が立案。白羽の矢が立ったのは若き日のタリーだった…
という物語で、あらすじの通り超面白かったのですが、最後がなあ…主人公に甘いのではないかと思ってしまって。わかってしまえばそれしかないという結末なんだけど、あ、そういう話でしたか…お疲れ様でした。という印象。『北壁の死闘』がめちゃくちゃ面白かったので比較してしまうのもあるのかな。
☆☆☆1/2