ア・フィルム・アバウト・コーヒー(ブランドン・ローパー)

 味が確かに違うと思うので日頃からスペシャルティコーヒーを飲んでいるのだけど、色々な人の手を経てこれがあるのだなと改めて感じました。(本当に大変ですよね。でも考えてみたらお茶もそうなのか。)

 しかし映画の撮り方自体にはオーガニックとかレインフォレストなどに感じるそこはかとない欺瞞を嗅ぎ取ってしまった邪な俺の心よ…(それと洗浄のシーンで、殿様が評判を聞きつけて訪れたうどん屋さんで、死を覚悟して足踏みの工程を披露したという逸話を思い出しました。)

 でもある程度高い対価を払うことで生産農家の暮らしを支えて、そのことがひいては質を確保するというのは大切なことだと以前から思っています。

☆☆☆