クリード 炎の宿敵(スティーヴン・ケイプル・Jr)

 (ネタバレ)前作より好きでした。正直ドニーについては1作目で語るべきことは語りきってしまっていたので「主人公は地獄の特訓をくぐり抜けてなお敗北して、それでも得るものがあった」という結末でもよかったと思うのだけど、そうなると裏テーマ(かつ真の主人公?である)の「ヴィクターとイワンの敗北を経ての和解」が描けなくなるから、やっぱりこれで正解なんでしょうね。ドルフ・ラングレンの意外な巧さに驚きました。

☆☆☆1/2