スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(J・J・エイブラムス)

 結論としては、迷走した企画の割には健闘してたな、という印象。単独のSFアクション作品としてだったらすごく面白かったと思うのですが(荒れ狂う海上でのデス・スター廃墟を舞台にした決闘は名シーンでした)。JJはやはりTVの人であって、クリフハンガー的展開を思いつくような才能はあると思うけど、明確なビジョンがあって、どっしり構えて撮ったら評価は後からついてくる、というタイプではないんだろうな。

 ともあれ、幼稚園からリアルタイムでスター・ウォーズを追ってきた訳ですが、旧3部作公開当時、ルーカスが9部作構想があるといってたじゃないですか(半ばブラフだったと後から聞いたけど)。それを見届けられたということ自体が感慨深い。だって小学生の頃からこの9作目がどうなるか話題にしてたんだから。

☆☆☆☆(完結ということで。)